『誰に・何を・どのように・効果』の解答の型
事例Ⅱ(マーケティング・流通)助言答案を因果で組み立てる
要点
『誰に・何を・どのように・効果』は、事例Ⅱの助言答案を組み立てる実務的な型です。誰にはターゲット、何をには商品・サービス・価値、どのようにには販路・販促・接客・協業などの施策、効果には売上、客単価、来店頻度、認知、関係性、差別化などを入れます。型を使う目的は、一般論を避けて因果を明確にすることです。
答案作成では、まず設問が求める範囲を確認します。プロモーションだけを問う設問なら「どのように」を厚くし、ターゲットや効果は短く補います。ターゲット設定を問う設問なら「誰に」と「なぜその顧客か」を厚くします。型は万能の定型文ではなく、設問要求に合わせて配分を変える道具です。
与件文の根拠を入れずに型だけで書くと、どの企業にも当てはまる答案になります。逆に、与件事実を並べるだけでも助言にはなりません。B社の強みを活用し、顧客ニーズに応え、施策を実行し、効果につながるという流れを一文または二文で示すことが、読みやすく得点しやすい答案につながります。
試験で問われるポイント
- 誰には、与件文に根拠のあるターゲット顧客を具体的に書く。
- 何をには、B社の強みを生かした商品、サービス、体験価値を入れる。
- どのようにには、販路、販促、接客、CRM、協業などの実行策を置く。
- 効果は売上向上だけでなく、認知、再来店、客単価、差別化などから選ぶ。
- 型の配分は設問要求に合わせ、全要素を機械的に同じ厚さで書かない。
確認問題
事例Ⅱの助言答案で『誰に・何を・どのように・効果』の型を使う際の考え方として、最も適切なものはどれか。
正解: ア
正解はア。型は答案を整理する道具であり、設問要求と与件根拠に合わせて使います。四要素を機械的に同量で書くと、問われている内容から外れるおそれがあります。効果も売上だけでなく、再来店、客単価、認知、差別化などから選びます。
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